鉄筋ジャバラユニット工法とは

鉄筋工事における各部位(柱、梁、壁、スラブ等)を、ゴム付き結束線で先組みし、ジャバラユニット化する事により、施工現場に於いて省力化を計り、工程を短縮すると共に、品質のバラつきを減少させ、かつ安全管理を容易にする事を目的としています。

鉄筋工事の流れ

◆ベース筋及び、スラブ筋 (工場にて鉄筋ジャバラユニット作成)

①工場で組立
工場で組立
②折畳み集積
折畳み集積
③運搬
運搬
④復元現場荷揚げ
復元現場荷揚げ
⑤据付
据付

◆梁筋施工の流れ

①工場で組立
工場で組立
②折畳み集積
折畳み集積
③運搬
運搬
④復元現場荷揚げ
復元現場荷揚げ
⑤据付
据付

◆壁筋

①工場で組立
工場で組立
②折畳み集積
折畳み集積
③運搬
運搬
④復元現場荷揚げ
復元現場荷揚げ
⑤据付
据付

◆柱筋

①工場で組立
工場で組立
②折畳み集積
折畳み集積
③運搬
運搬
④復元現場荷揚げ
復元現場荷揚げ
⑤据付
据付

製品規格

材料 JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
鉄筋の種類及び径 種類:SD295A SD345 SD390 SD490
径:D10 D13 D16 D19 D22 D25 D29 D32 D35 D38 D41 
特殊結束線 使用する結束線は、ゴム付き結束線とする。 特許取得
継手位置 柱及び、梁主筋の継手は全数継手(いも継手)とする。
【参照】 建築工事標準仕様書・同解説 JASS(1997版) 付42 特殊な鉄筋継手の取扱いについて
継手方法 鉄筋溶接継手、機械継手 (圧接も可能)

【適用範囲】
鉄筋コンクリート造全般に、採用できます。